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News- 高知のニュース

えっ!砂なの?四万十市の商店街に少女の砂像お目見え「期間限定のアート楽しんで」【高知】

高知県四万十市中村にある天神橋商店街の一角に登場したのは…精巧につくられた砂の像です。優しくほほえむ長い髪の少女が虹の上に腰かけています。

この像をつくったのは黒潮町在住の砂の彫刻家・松木由子さんです。松木さんはおよそ10年前に砂像づくりを始め、これまでに2度世界大会で入賞しています。去年、天神橋商店街で開かれたイベントで砂の像を展示した松木さんに今回、商店街振興組合が制作を依頼しました。

乾かないように霧吹きで水を掛けながら細かい部分はハケや竹串などで形を整えます。松木さんは11月上旬から土日を中心に制作をすすめ、およそ40時間をかけて完成させました。

テーマは「祈り・願い・想い」。高さ1・5メートル、幅1・8メートルの像には鳥取県の砂およそ400キロが使われていて、多肉植物や照明も彩りを添えています。商店街を訪れた人は、写真撮影などをして珍しい彫刻を楽しんでいました。

通りかかった人は
「私毎日ここを通るけどすごくきれいだなと思ってずっと見ていた」

カメラマン「砂だけですって」
通りかかった人は「砂だけ?」「なかなかいい」

砂の彫刻家 松木由子さん 
「砂像自体は期間限定の短い間のアート。クリスマスに商店街に来ていただいてこの砂像を記憶に残していただけたらありがたい」

天神橋商店街の砂の像は表面の砂が崩れない限り、1月上旬まで展示予定ということです。