高知市でノンタン絵本の世界展 絵本の世界を再現したコーナーでノンタンになって遊ぼう 【高知】
2021年7月9日(金) PM7時34分

高知市の県立文学館で開かれている「ノンタン絵本の世界展」では絵本の原画131点を展示しています。
絵本作家・キヨノサチコさんによるノンタンの絵本シリーズは1976年に誕生し、今年刊行45周年を迎えました。
わんぱくでいたずら好き、妹思いな一面もある4歳の男の子「ノンタン」はその親しみのある性格で子供たちに大人気です。
会場の一角で子供たちが小さな家に入っていきます。そう、ここはノンタンのおうち。布団をめくると魚のかたちをしたシミが隠れています。ノンタンが独特なおねしょをしてしまうという絵本の1シーンが再現されているんです。
澤 実生 記者
「ノンタンが散らかしたおもちゃ。これを実際に見たり片づけたりして絵本の世界に入り込むことができるんです」
会場にはこうしてノンタンになりきって遊べるコーナーが5カ所設置されています。
泡に隠れて見えなくなったお友達を探すコーナーや、ノンタンの妹が虹を渡って遊びに行った雲の上の世界を再現したコーナーも。
訪れた母親
「小さいころから私が(絵本を)見てたので、娘を無理やり(連れてきた)みたいな感じはありますけど。やっぱり何年たっても同じ可愛い世界というか、楽しめる絵本だなとは思います」
「ノンタン絵本の世界展」は9月5日まで開かれています。