丸々1個独り占め 小玉スイカ収穫の決め手は「音」 【高知】
2021年6月29日(火) PM7時20分
高知県南国市の西島園芸団地で小玉スイカの収穫が始まりました。
観光スポットとしても人気の「西島園芸団地」。栽培ハウスで6月中旬から収穫が始まったのが直径20センチ、重さ2.5キロ程の小玉スイカ。1人でも1玉を食べきれてしまう小ぶりなサイズが特長です。
西島園芸団地・野村 尚亨 栽培部長
「独り占めして食べたくなるようなスイカ。『ひとりじめボンボン』と名前をつけました」
収穫のタイミングは交配から37日程度で糖度が12度あたりになった頃。そしてタイミングを見極める目安のひとつが『音』です。
西島園芸団地・野村 尚亨 栽培部長
「中身が赤く熟れて収穫間近になると音が低くなる。まだ赤くない白っぽいのが残っていると甲高い音になっている」
さらに赤い果肉が皮の縁までぎっしり詰まっているのも小玉スイカの特長です。
遠藤 圭介アナウンサー
「カットすると食べやすい一口サイズがより際立っています。噛めば噛むほど果汁が広がります。シャキシャキとした歯ごたえがたまりません」
西島園芸団地・野村 尚亨 栽培部長
「糖度がのりきってから収穫しているので、間違いなく美味しいスイカが提供できる。ぜひとも食べていただきたい」
西島園芸団地の小玉スイカ『ひとりじめボンボン』の収穫は8月中旬まで。1玉1800円~2500円で、店頭やインターネットなどで販売しています。