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News- 高知のニュース

2019年の台風で全損した防災ヘリ「おとめ」が新しくなって帰ってきた 【高知】

2019年の台風で、点検中に被災した高知県の防災ヘリ「おとめ」の後継機が納入されました。

真っ赤なボディに5枚の羽がついた大きなプロペラ。新たに県に納入された防災ヘリ「おとめ」です。
2014年に消防庁から貸し出された先代「おとめ」は消火活動や救助活動などに活用されてきました。しかし2019年10月、埼玉県で定期点検中に台風19号による水害で全損し、使用できなくなりました。
県にはもう1台、白い機体の防災ヘリ「りょうま」がありますが、老朽化やパイロットの退職で去年から1年間運用できない状態になっていて、「おとめ」の再導入は急務でした。

新しい「おとめ」の機種は先代と同じ型ですが、センサーが障害物を検知する機能が追加され、安全性能が向上しています。

県消防政策課・中平 文男課長
「四国の応援協定で他の3県から(ヘリの)応援をいただいておりました。なかなか十分な活動ができていなかったので、できるだけ早く県民の安全・安心につながるよう消防防災ヘリコプターの運航ができるように、しっかり準備を整えていきたいと考えている」

県は「おとめ」運用にはパイロットや乗り込む消防隊員の訓練が必要なため、今年12月から救急搬送など順次運用を始めていく予定です。