テレビの前でお花見しよう!樹齢60年の「センダイヤ」牧野博士が命名 植物園は春一色【高知】
2021年3月25日(木) PM6時00分
雨に濡れてしっとりと咲く桜。艶やかなピンク色の花びらの上で雨粒が光ります。
高知市の県立牧野植物園は春一色。南園の中心で誇らしげに枝を広げるのが、樹齢およそ60年の「センダイヤ」です。
花びらの縁がほんのり赤く花が大きいのが特徴。東北から高知市内に移り住んだ呉服店「仙台屋」に咲いていた桜を牧野富太郎博士が見つけ、命名しました。今年は去年より1週間ほど早く咲き始め、今がまさに見頃です。
女性3人組
「雨のなか可愛らしく咲いて健気ですね、きれいですね。」
Qどんな気持ちになる?
「…桜餅。けさ食べた~桜餅」
花より団子!春の楽しみ方は人それぞれですね。
こちらは鮮やかなピンク色とふっくらと丸みを帯びた花のつけ根がかわいらしい「ベニシダレ」です。花は小ぶりですが、センダイヤに負けじと、訪れる人を包み込むように咲く姿は圧巻です。
牧野植物園ではおよそ40種類の桜が楽しめるほか、ハナモモや早咲きのフジツツジが美しさを競い合うように咲き誇っています。
春の花々の競演が見られるのは3月いっぱい。牧野植物園では今週日曜日からの3日間、「よるまきの春の夜間開園」が行われ、南園で一味違った夜桜を楽しむことができます。