三山ひろしさん『けん玉』授業「笑顔を見たいから」コロナで行事減の小学生に卒業前の“思い出”【高知】
2021年2月22日(月) PM7時00分
高知県南国市出身の演歌歌手・三山ひろしさんが2月22日、高知市の横浜新町小学校に現れました。
三山さん「心に響くぬくもりの声、ビタミンボイス、三山ひろしです」
マイクではなくけん玉を持って登場です!
けん玉検定4段、指導員の資格を持つ三山さんによる”けん玉の特別授業”が行なわれました。
三山さん「こういう風に膝を使って、しっかり膝が重要ですからね」
参加したのは3月に卒業を迎える6年生95人です。
横浜新町小学校では新型コロナの影響で年間の学校行事が半分以下に減少、3月の卒業式の謝恩会も中止が決まっています。
そんな中、子供たちの思い出作りになればと学校が企画し、この特別授業が実現しました。
この日のために約1カ月間練習したという子供たち。中にはかなりの腕前を持つ子も。
(児童がつばめ返し披露)
しかし指導員の腕前ともなれば…
(三山さんがつばめ返し2回転クラッチ披露)
その後、子供たち全員で挑戦したのが”けん玉一斉チャレンジ”一斉チャレンジ
三山さん「1回目です!始め!」
大皿、小皿、中皿、そして難易度の高いろうそくの順に技を成功させていきます。
チャンスは一度!
最後まで残った人には三山さんのサインがもらえるとあって会場は大盛り上がりでした。
また三山さんへの質問コーナーでは…
児童「三山さんはなぜいつも元気なんですか?」
三山さん「(歌を)聞いてくださる皆さんの笑顔を見たいから、皆さんに明るくなってもらおうと。明るくなってもらうためには自分も明るくないと照らすことはできないんです」
約1時間の”特別授業”が終わり子供たちは。
「うれしかったです!」
「うれしいより楽しいほうがいいね!」
児童「(行事が)少なかったけど、きょう三山さんが来てくれて楽しい思い出が作れたのでよかったです」
児童「いつ、どんな時も、辛い時とかも、気持ちは明るくいることが大事だと思った」
今回、高知県内で小学校にけん玉を教えに来たのは初めてだったという三山さん。
授業後、話を聞いてみると。
三山さん「コロナやきって腐らんと前を向いて、一時一時を大事に2度と返ってこない時間を過ごしているわけですから、そういう大事な時間を一緒に過ごせたというのはありがたいし、楽しかったですし、いい思い出になりました」
けん玉から生まれたのはとびきりの笑顔。それぞれの心にかけがえのない思い出が刻まれたようでした。