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News- 高知のニュース

高知城や松山城に続き…坂本龍馬記念館や高知城歴史博物館でも傷が見つかる 【高知】

先月(12月)から今月(1月)にかけて高知城や松山城で相次いで見つかっているひっかき傷。同様の傷が坂本龍馬記念館でも確認されていたことが分かりました。

川辺 世里奈リポート
「本館2階の展示室にはいたるところに削られたような傷が確認されています」

展示物に深く刻み込まれた傷。高知市の県立坂本龍馬記念館では本館と新館の合わせて6ヵ所で40本以上の傷が見つかりました。
坂本龍馬記念館によりますと傷は先月28日の午前8時頃、巡回中の清掃員が発見し29日に警察に通報。27日の午後3時に職員が館内の消毒を行った際には傷がなかったことから、その後 閉館時刻の午後5時までにつけられたとみています。
本館の展示施設のほかエレベーター内の鏡や男子トイレ2ヵ所でも発見されたひっかき傷。硬いもので削られたとみられ、長さは10センチから1メートルほどにも及びます。

県立坂本龍馬記念館・溝渕 智栄子副館長
「まったく人がいないような時間帯がある。人のいない時にそういう行為をしたのでは」

また高知城歴史博物館でも同様の傷が3ヵ所確認されました。傷は30センチから40センチほどで南北の入り口にあるそれぞれのドアと外階段についていました。先月26日午後2半頃、警備員が監視カメラに映る不審な人物を確認し巡回したところ傷を発見。高知城歴史博物館は今月21日に警察に被害届を出しています。

県立高知城歴史博物館・土居 靖幸次長
「皆さんにご利用いただく県立施設がこのように傷つくことになって残念です。ぜひ皆さんには大事に扱っていただきたいと思います」

同様の被害は高知城や松山城でも確認されていることから、警察は同一犯の犯行も視野に入れ建造物損壊などの疑いで捜査を進めています。

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