高知さんさんテレビ

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秋の甘み感じる“戻りガツオ” 旬は11月末まで【高知】

高知が誇る秋の味覚“戻りガツオ”のシーズンが今年もやってきました。
さらに今年は豊漁!脂ののりもバッチリです。

中土佐町の久礼新港に並ぶ銀色に光り輝く戻りガツオ。
重さ1キロから大型の8キロまでの約3トンがセリにかけられました。
今年の戻りガツオは大型サイズが多く、例年より1週間ほど早い9月20日から揚がり始めました。
9月の水揚げ量は去年の14トンに対し、今年は25トンと豊漁です。

セリで個人鮮魚店としてトップの300キロを競り落としたのが、カツオの目利きの達人・田中隆博さん。
久礼大正町市場の田中鮮魚店で水揚げされたばかりのカツオを販売しています。
店には全国から多くの観光客が訪れますが、新型コロナウイルスの影響で今年5月~7月は去年に比べ売り上げが6割ほどに。
8月以降は8割ほどと客足が戻りつつあります。
目利きの達人は、今年の戻りガツオは脂がのっている上にお買い得といいます。
(田中鮮魚店・田中隆博社長)
「秋にしてはスタートから漁がまとまっていたので、おいしい脂ののったカツオが手軽に買える値段でスーパーや店に出ている」
豊漁でお得に買える状況が続いています。

さらに戻りガツオといえば1年でもっとも脂がのっている時期。
皮の下にすーっとピンク色の筋が入るカツオがオススメといいます。
(田中鮮魚店・田中隆博社長)「(両方とも)きょう水揚げされたカツオ」
(記者)「全然違う」
(田中鮮魚店・田中隆博社長)
「(買うときに)皮目を見れるのであれば見て、少しピンク色になっているのを選ぶと秋の甘みが入っている」
今年の脂ののった戻りガツオのお味は?
(記者・南陽介)
「もちっとした食感で柔らかいんですけど、少し弾力があります。かむと口の中いっぱいにカツオの脂と甘みが広がります」

この日は県の内外から旬のカツオを求めて、多くの人が訪れていました。
(香川から)
「すごい新鮮だった。刺身で食べたのは初めてかもしれない。おいしかった」
(徳島から)
「食べた後もしばらく口に残るのが濃厚でおいしい」
(田中鮮魚店・田中隆博社長)
「集団で来ていただくのは控えて、家族2・3人でこのおいしいカツオを食べにドライブがてら、ぜひ郊外に来てください」

戻りガツオが楽しめるのは11月末まで。
10月末ごろからさらに脂がのり始めるということです。
田中鮮魚店では戻りガツオの刺身とタタキそれぞれ1人前、6切れ600円前後で販売しています。