ネオン看板が変身!?“あたごまちオリジナルタオル”人気【高知】
2020年10月20日(火) PM8時30分

よさこいファンの間で話題沸騰。
愛宕商店街のシンボルネオン看板があるものに変身です!
毎年高知の夏を熱く彩るよさこい祭り。
しかし今年は新型コロナウイルスの影響で史上初の中止となりました。
よさこい祭りの灯が消えないよう、競演場のひとつ「愛宕商店街」が開発したあるものが人気を呼んでいます。
それが・・・
(石井愛子アナウンサーリポート)
「愛宕商店街のシンボルネオン看板です。このデザインがそのままタオルになりました!」
ネオン看板と同じデザインで描かれたオリジナルタオルです。
9月に発売されるやいなや、10日間で用意していた120枚全てが完売。
現在240枚を追加発注していますが、すでに200枚は予約が入っているということです。
購入した人からは『やー!あたごー!うれしい!』『手触りのいいタオルせっかくなのでドアに貼りましたこのドアを開けたらあたごまち!』など喜びの声が上がっています。
(愛宕競演場実行委員会・矢原道貴実行委員長)
「いや、もうびっくりです!すぐに無くなっちゃって。ほとんど管理を僕がしているので
、結構てんやわんやしてる感じ」
オリジナルタオルの販売を企画した矢原道貴さんです。
毎年、多くの競演場は商店街と地域の企業から寄付を募って運営していますが、商店街の衰退により費用を集めるのが難しくなっています。
そこで、矢原さんは自分に何か出来ることはないかと“オリジナルタオル”を考案したのです。
(愛宕競演場実行委員会・矢原道貴実行委員長)
「愛宕商店街の一番のシンボルっていうとやっぱりネオンの看板なので、その看板を何かグッズにできないかなと思ったときに、形的にもタオルが一番しっくりくるような感じだったので製作に至った」
千葉県でホテルマンとして働いていた矢原さんは、高知の人のあたたかさに魅了され2年前移住してきました。
普段は日曜市で「いも天」の販売をしながら、競演場のボランティアスタッフとして働いています。
矢原さんを陰で支えるのは商店街振興組合の小野大典さんです。
(愛宕商店街振興組合・小野大典代表理事)
「本当に素直で真っすぐな感じで僕は好きですよ!高知へ来て愛宕を選んでくれたっていうのは、この子を見守っていく責任はあるんじゃないかなと思います」
矢原さんは愛媛県出身ですが、高知のよさこい祭りには思い入れが・・・
(愛宕競演場実行委員会・矢原道貴実行委員長)
「2歳くらいから(毎年)ずっと家族旅行に来ていたのが高知だったので、夜は絶対愛宕の商店街でよさこいを見ると。家族団らんで他のお客さんと仲良くしながら見るのが、それが僕の最高の思い出なので、それが愛宕っていうのが何かご縁があるのかなって」
オリジナルタオルは愛宕競演場の公式SNSと、在庫があれば商店街の中にある喫茶店・アイランドで購入することが出来ます。
タオルの売り上げは来年の競演場の運営費に充てられるということです。
(愛宕競演場実行委員会・矢原道貴実行委員長)
「来年こそはやりましょう!踊り子さんも2年分楽しんでもらわないといけないので、来年はパワーアップして競演場で皆さんを迎えたい」
オリジナルタオルの予約の受け付けは10月いっぱいまで。
矢原さんは「1000枚販売できたらうれしい」と話していました。