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News- 高知のニュース

「次は絶対甲子園」プロ注目の高知・森木 四国大会初戦で敗退 明徳義塾は代木の完封で準決勝へ【高知】

2021年春のセンバツ出場の重要な資料となる高校野球の四国大会が高知市で始まりました。高知大会の決勝で活躍した高知と明徳義塾の両エースが登板しましたが明暗が分かれました。

24日、香川の強豪・高松商業との初戦に臨んだ高知高校。先発はプロ注目の最速151キロを誇るエース、森木大智でした。

森木は立ち上がりから変化球のコントロールに苦しみ1点を失い、なおピンチが続きます。2者連続三振でなんとか最少失点で切り抜けました。

しかし、この試合森木は3つの暴投を記録するなど最後まで本来のピッチングができませんでした。高松商業打線にはストレートを狙われ11安打を許し5失点で初戦敗退。2021年のセンバツ出場は非常に厳しくなりました。まだ一度も甲子園のマウンドに立てていない森木。3年生で迎える2021年の夏がラストチャンスです。

森木投手は「この悔しさをずっと忘れずに次は絶対甲子園に行く。今度は絶対負けないように自分のピッチングをしっかりしてチームの勝利のために貢献できるようなピッチングをできるようにしていきたい」と話していました。

高知大会を制した明徳義塾は25日の準々決勝が初戦。

先発は高知大会優勝の原動力となった左腕のエース・代木大和。

代木は英明打線を5回ツーアウトまでノーヒットに抑える快投。2点リードで迎えた7回にはチャンスで打席に立つと、自らのバットで貴重な追加点をあげます。

そして迎えた最終回。代木は最後まであと1本を許さず完封勝利。高知大会から46イニングを投げてわずか1失点。圧巻のピッチングが続いています。

代木投手は「自分が点を取られなければ負けることはない。0で抑えられるように頑張りたい」と話していました。

明徳義塾の馬淵史郎監督は「代木には常々『勝てるピッチャーが良いピッチャー』と言っている。高知県代表でここで負けるわけにはいかない。向こうも1位校なので必死で頑張ります」と話していました。

明徳義塾は31日の準決勝で徳島の鳴門と対戦。勝てば2021年のセンバツ出場がほぼ確実となる大一番です。