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News- 高知のニュース

AI機能兼ね備えた“スマートグラス” 眼鏡型の情報端末で農業の担い手育成へ【高知】

農業の担い手の育成につなげます。
県庁で眼鏡型の情報端末を使ったサービスのデモンストレーションが行われました。

こちらはNTTドコモ四国支社がこの冬発表した新商品。
AI機能を兼ね備えた「スマートグラス」です。
カメラとマイクが内蔵されていて、見た景色をそのままリアルタイムでパソコンに送信できます。
(國元愛優記者リポート)
「思ったより軽い。メガネのガラス部分がモニターになっていて、トマトの画像を見ることができます」

農業や林業などの遠隔指導への活用が期待されていて、農作業には嬉しいこんな特長も。
(國元愛優記者リポート)
「バッテリーやコンピュータ本体はこの小さなバッグに入るくらいコンパクトで、両手を自由に使うことができます」

デモンストレーションではどのトマトが収穫に最適か、遠くにいる指導者と映像や音声を共有し指示を仰ぎます。
(指導者役)「(印をつけて)この3つを収穫してください」
印をつけたトマトの画像は、メガネのガラス部分を通してリアルタイムで確認できます。
さらにAIの自己学習機能も備わっていて、登録した情報はいつでも視聴可能です。
これまでよりも高速で大容量の通信規格5Gで、農業分野の実験を始めるのは全国で初めてです。

(NTTドコモ四国支社・藤目雅子課長)
「まさにコロナ禍でデジタルトランスフォーメーション、10年ぐらいの技術革新が一気に起こっていると言われています。多様な分野で応用していただける要素は多いのではないかと期待しています」

このスマートグラスは四万十町の農業担い手育成センターで、来年2月から実用化に向けて実証実験が始まります。