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News- 高知のニュース

高知東部道“ながら運転”による1歳児死亡事故 初公判で被告「事故の少し前から記憶ない」

2024年9月、東部自動車道で“ながら運転”の車に衝突され1歳の男の子が亡くなった事故。ながら運転をしていた被告の男の初公判が開かれ、男は起訴内容について「事故の少し前から記憶がない」と話しました。

過失運転致死傷の罪に問われているのは高知市瀬戸東町に住む無職・竹崎壽洋被告(61)です。

起訴状などによりますと竹崎被告は2024年9月、東部自動車道で運転支援機能を使って車を運転中、シートベルトを外し助手席の下のサンダルに履き替えようと体を大きく傾けた際、誤って急ハンドル。

対向車線を走っていた車に衝突し、当時1歳の男の子・煌瑛ちゃんを死亡させ父の神農諭哉さん(34)妻の彩乃さん(39)に大けがをさせた罪に問われています。

事故から1年余り、12日開かれた初公判は煌瑛ちゃんの両親神農さん夫妻も参加。裁判長が起訴内容について竹崎被告に聞くと「命を奪ったことに間違いないが事故の少し前から夕方までの記憶がない」と答えました。

検察は「事故後、被告の車のフロントの左端には被告の毛髪が確認された。竹崎被告は衝突のおよそ20秒前にシートベルトを外し警告音が鳴る中、助手席の下のサンダルに手を伸ばし事故を起こした」と指摘しました。

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