【高知】元小学校教師(24)児童の下着撮影などで懲役10カ月・執行猶予3年の判決
2025年7月22日(火) PM7時53分
高知市の商業施設や小学校で盗撮した罪などに問われていた元小学校教師の男に、高知地裁は懲役10カ月・執行猶予3年を言い渡しました。
性的姿態等撮影などの罪に問われていたのは、元小学校教師の井後尚之被告(24)です。
判決によりますと、井後被告(24)は2024年7月、高知市の小学校でデジタルカメラを使って児童の下着や下半身を撮影した罪と、同年12月に商業施設で女性のスカートに携帯電話を差し入れ、撮影しようとした罪などに問われていました。
22日の裁判で、稲田康史裁判官は「仕事上の鬱憤を晴らすため犯行に及んでいて、動機に酌むべき点はない。5カ月足らずのうちに犯行を繰り返していて、規範意識に欠けている」とした一方で、「井後被告が全ての事実を認めていることや、懲戒免職になるなど社会的な制裁を受けている」ことから懲役10カ月・執行猶予3年を言い渡しました。