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News- 高知のニュース

集団暴行の男に求刑《懲役12年》「自首は成立しない」高知市の傷害致死事件 20代男性死亡 

2023年、高知市一宮の路上で発生した集団暴行事件で、傷害致死などの罪に問われている男に検察側は懲役12年を求刑しました。

傷害致死などの罪に問われているのは土佐町の元建設作業員・田岡大河被告(24)です。田岡被告は2023年9月、高知市一宮の路上で20代の男性2人に5人で暴行を加え、1人を死亡させもう1人に大けがをさせたとされています。

3月13日の裁判で検察は、田岡被告が被害者2人に頭や顔などに執拗かつ強烈な暴行を加え責任は他の共犯者に比べて重いと指摘。

また、検察は「被害者のスマホのSIMカードを飲み込み自分の携帯電話を川に投棄するなど証拠隠滅を重ねた上で自己保身のために出頭した」。さらに「捜査機関は
田岡被告が出頭する前に犯人であると把握していた」と主張し、争点である「自首」は成立しないとして懲役12年を求刑しました。

一方弁護側は、田岡被告が自分のしたことの重大さに気づき自発的に出頭したもので自首は成立すると主張。被害者の呼び出しなど積極的に計画していないとし寛大な判決を求めました。

判決は3月18日に言い渡されます。