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News- 高知のニュース

母「まずは安心した」2カ月間の航海実習終え《土佐海援丸》無事帰還【高知海洋高校】

高知海洋高校の生徒たちが2カ月間に渡る航海実習を終え、3月10日、高知に帰ってきました。

中川哲記者:
「生徒たちが釣り上げたマグロが岸壁へと降ろされていきます」

10日朝、9時過ぎ航海を終えた実習船「土佐海援丸」が高知港に到着しました。

高知海洋高校の生徒13人は日本から4000キロほど離れた太平洋の沖合で船員の指導を受けながら、2カ月間、海の観測やまぐろのはえ縄漁などを実施してきました。

迎えに来た家族は…
父:「久しぶりなんでちょっとでも成長して帰ってきてくれたら」
母:「漁師になりたいということなんでそれに向けてのちゃんと勉強ができたかどうか知りたい」

下船式では航海コースの松下護さんが実習生を代表して挨拶しました。
航海コース2年・松下護さん:
「最初はわからないことが多く、船員さん、教官、専攻科の方々にはたくさんの迷惑をおかけしましたが、それでも指導してくださり感謝しかありません。この航海実習で学んだ人への思いやりや、人への気遣いをこれからの日常生活へと生かしていきたい」

当初、20回予定されていたはえ縄漁は季節風などの影響を受け12回しか行えませんでしたがマグロやカツオなど4.8トンを釣り上げました。

2カ月ぶりの息子との対面に家族は…
母「まずは安心しました。息子の元気な顔が見られて良かったです」
Qお兄ちゃん帰って来たね
妹「うれしい」
実習生「慣れないことばっかで、作業が遅くて怒られたりもしましたけど、無事に高知まで戻って来られたんで良かった」

生徒たちが釣り上げたマグロは缶詰に加工され、来年度の文化祭などで販売されるということです。

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