《県と高知市のトップが会談》南海トラフ地震にむけ消防組織の強化を「安心して暮らせる高知に」
2025年1月17日(金) PM6時44分
県と高知市のトップが17日意見交換会を開き、南海トラフ地震に向けた消防組織の強化について方針を話し合いました。
会の冒頭、浜田知事は17日で阪神・淡路大震災から30年経ったことに触れ、南海トラフ地震対策の重要性を訴えました。
浜田知事:
「切迫度が80%程度に引き上げられまして、南海トラフ地震を中心とした”防災対策を強化した安心して暮らせる高知“ということも大きな命題であろうと」
防災面の課題として「消防の広域化」をあげた浜田知事。高知県は県内の各消防本部を1つにまとめた全国初の広域連合の設立を目指していて、今年度中(2024年度)に基本構想を公表する予定です。
浜田知事:
「高知市消防局は当然のことながら中核的な役割を果たしていくことが不可欠であると思っております」
桑名高知市長:
「財源の確保や人員の確保、処遇改善の調整などですね。クリアしなければならない重要な課題というのも山積しております」
桑名市長は県と全市町村などが参加する検討会で将来的なシミュレーションを示してほしいと要望しました。