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News- 高知のニュース

不登校の中高生が安心して過ごせる”居場所”づくりを 大学生がサポート【高知】

不登校の中学生や高校生が自分のペースで過ごせる”居場所”が6日高知市に開設されました。大学生ボランティアが子供たちをサポートします。

高知県立大学永国寺キャンパスの中に開設された「KochiTeens Base」。県立大学と県教育委員会が連携し不登校の生徒が安心して過ごせる”居場所”を目指してつくりました。県内に住む18歳以下の高校生や中学生などが対象で毎週金曜の午後1時半ら4時半まで利用できます。音楽やイラスト作成などの趣味に没頭できるコーナーに…
ゲームや会話を楽しめるのんびりコーナーも。パソコンで自主学習に取り組むこともできます。

子供たちをサポートするのは県立大学・社会福祉学部の学生ボランティアです。

高知県立大学・社会福祉学部
3回生・岡田まどかさん
「友達としゃべること自体に壁を感じてしまったり自分の想像でしかないんですけど
そういうのもあるのかなと思うので会話の機会になったりとかいつでも通える”お姉さんに話聞いてほしいな”とかそういうアットホームな空間がいいかなと思っています」

県によりますと県内の不登校の子供の数は2022年度小中学校が1463人高校が292人で前の年より減少しましたが依然多い状態です。夏休み明けの9月には県心の教育センターへの相談件数が増加傾向にあるということです。

吉村雅充 教育センター所長
「その子のペースに合わせて自分で活動の中身を決められる空間にしたいと思っています。スタッフや学生ボランティアと関わることで少し将来の期待や希望そういうことを考えるきっかけになればと思っています」

KochiTeens Baseの利用には面接や事前登録が必要です。まずは「県心の教育センター」に問い合わせてください。電話番号は088‐821‐9909です。

県は「KochiTeens Base」に通えない子供たちのため小・中・高校生を対象とした
「こころオンラインサポート」も行っています。こちらもまずは電話で問い合わせてください。

県心の教育センター
088‐821‐9909