「頭の上のツボが押されている感覚です。アツイ」土用丑の日にほうろく灸【高知市・妙國寺】
2024年7月24日(水) PM8時11分
土用の丑の日にはウナギだけではなく、こんなあつ~い伝統行事もあります。
三木優花アナウンサー:
「アツイです。3分ぐらい経ってきたんですがじんわりと熱さ。頭の上のツボが押されている感覚です。アツイ」
暑い夏を乗り切ろうと、高知市の妙國寺では毎年土用の丑の日に「ほうろく灸」が行われます。「ほうろく」という素焼きの皿を頭にのせもぐさに火をつけるとじんわりと汗が。
三木優花アナウンサー:
「とにかく暑かったです。汗が止まりません」
「ほうろく灸」とは頭痛除け、暑気払いとして健康を祈願するもの。炎天下で暑さ負けした武将がかぶとの上からお灸をすえ夏バテを防いだことが由来です。夏に頭痛を引き起こす鬼を熱とまじないで追い出す伝統行事とも伝えられています。
高知市から:
「スッキリしました。サウナに入ったような感じです」
Q外に出てみてどうですか?
「なんかね、涼しいです」
土佐町から:
「すごく力をもらった感じがしますね。いつもほうろく灸は気持ちよくなるので今年も無病息災で過ごせたらなと思います」
妙國寺・渡邊泰秀住職
「とにかく猛暑って言われていますので、この暑さに負けないで、この夏を過ごしてもらえればなって思いでいっぱいであります」
やってきた人たちはお灸の熱さにじっと耐えながら、この夏の健康を祈っていました。










