《一休さんにチャレンジ!》夏休み中の小学生がお寺で”修行”…心を集中「足組むのが難しかった」
2024年7月22日(月) PM7時33分

夏休み!小学生が一休さんに大変身です!高知市のお寺で22日、小学生が心を鍛える修業をしました。
小坊主の格好で次々とお寺に現れたのは夏休み中の小学生。一休さんになってお寺で修行体験です。この体験は子どもたちに非日常の空間で、命や心について学んでもらおうと竹林寺と城西館が毎年開催していて今年(2024年)で13回目です。
小学1年生から3年生までの19人が集合。まずは雑巾がけで床も心もきれいに掃除します。
僧侶「ちょっとここがね、あいてるかな。もう一回拭きなおそう」
掃除のあとは瞑想(めいそう)で心を落ち着かせます。
22日は二十四節気の「大暑」、子供たちは真夏の暑さの中、精神を統一させていました。警策という木の棒で背中を叩かれるともっと気が引き締まります。
さらにこわ~い地獄図を見ながらお坊さんから日頃の行いの大切さを学び、みんな真剣な表情です。
小学1年生:
「昔のことが覚えられたし一休さんの体験ができてうれしかったです」
小学1年生:
「瞑想のときに足組むの難しかった」
小学3年生:
「案外大変」
「心を鎮めるっていうことは大変なことだったし、鎮めたらいいことがたくさんあるということが分かりました」
海老塚義乘副住職:
「日常から離れてお寺っていう場所で心を集中することとか、心を安らかにすることとかそういうことを体験として学んでいただけたら、いいのかなというふうに思っています」
子供たちは時には一休みしつつ、夏休みの思い出をつくっていました。