レスリングやライフル射撃などスポーツの全国大会で優勝した3人の高校生が県庁で喜びを報告しました。

県庁を訪れた3人の高校生アスリート。高岡高校3年の小玉龍舞(ろんど)さんはレスリングで、小津高校2年の山本穂香さんはライフル射撃で、高知工業高校3年の山本凌太朗さんはパワーリフティングの全国大会でそれぞれ日本一に輝きました。

このうち3月、広島で行われたライフル射撃の女子ビームピストル60発で優勝した山本穂香さんは、競技を始めたきっかけがコロナ禍による休校だったと明かしました。
長岡教育長：「すごいですね4年でここまで」
小津高校2年山本穂香さん：「そうですか」
競技生活わずか4年の快挙をあっけらかんと振り返り会場を沸かせました。

3月、埼玉で行われたパワーリフティングの全国大会で、59キロ級で優勝した山本凌太朗さんは高校で水泳部に所属しています。体を鍛えようと父親の知り合いのジムを訪れたことをきっかけに、パワーリフティングにのめり込むようになりました。
高知工業3年パワーリフティング山本凌太朗さん：
「優勝した時は記録が正直目標よりだいぶ下回っていたので、どっちかと言うと悔しかったという気持ちが強い」

レスリングの小玉さんは3月、新潟で開催された全国大会に92キロ級で出場。県勢初の重量級優勝を成し遂げました。
レスリング92キロ級で優勝高岡高校3年小玉龍舞さん：
「オリンピック選手が高知県で2人決まっていて、やっぱり背中を追いかけて自分もオリンピックに出場したい」

3人はさらなる飛躍を誓っていました。