《旭食品フードランド》全国のメーカーとバイヤーが高知に集結 58回目の大規模見本市
2024年1月24日(水) PM6時50分
川辺世里奈アナウンサー:
《かんきつ王国》高知が誇るポン酢がずらっと並んでいます
高知市の「ぢばさんセンター」で24日、大規模な見本市「旭食品フードランド」が始まりました。
南国市の食品卸売り業者・旭食品が毎年開催していて、今年で58回目です。
全国各地から販路拡大を目指す411のメーカーが集結。近畿・中国・九州地方などからスーパーや小売店のバイヤーが訪れ、会場はごった返しました。
物産展で絶大な人気を誇る北海道と九州が特産品を競い合うコーナーのほか、「高知家のうまいもの大賞」最優秀賞に選ばれた高橋豆富の「生姜とうふ」も。国産大豆と県産ショウガを使った濃厚で体が温まる一品です。コラーゲンが入った新商品「絹ごし ぷるんぷるん豆腐」は、肌の潤いと弾力を維持する機能があるといいます。
高橋豆富・高橋一恵専務:
「生姜とうふ」は名物として飛躍してほしいし、「ぷるんぷるん豆腐」は新しい商品の柱として、機能性表示食品として育っていってほしいと思う
訪れたバイヤーは「普段の商談だけの場では見られないものが見られるのでいいなと思う。トレンドとか取り入れたものを知識として吸収して、今後の企画づくりに生かしていけたら」と話していました。
食品だけでなく、フードロス削減に向けて、真空にして鮮度を保ち消費期限を延ばす販売用のパックも注目されていました。
旭食品・商品統括本部営業支援部 林賢治 次長:
地域に本気だという旭食品の強みをアピールし、地域のメーカーと共に商品を育てることができたらという思いで頑張っております
「旭食品フードランド」は業者を対象に25日まで開かれます。2日間で1450人が来場する見込みです。一般の人は入場できませんのでご注意ください。