あす25日から数量限定で販売されるのが「からあげクン直七すだち味」です。これまでに40億食以上売れたという大手コンビニの看板商品の相手役に選ばれた「直七」は、宿毛市特産のかんきつ。まろやかな酸味が特徴で昔からさまざまな料理に使われてきましたが、生産量が少なく「幻のかんきつ」とも呼ばれています。

きょう24日ローソン中四国カンパニーと直七の生産者が県庁を訪問し、井上副知事に新商品をPRしました。
井上浩之 副知事
「（もぐもぐ）おいしい。直七は普通のスダチと比べたらすごくすっきり。漬けこまれているので味もしみているし香りもすごく良い」

からあげクンに使用されたのは宿毛市や四万十市などで2022年の秋に収穫した無農薬の直七の果汁。生産者はローソンの発信力に期待しています。

直七生産 三松義高 社長
「全国展開していただけるとのことで、直七の認知度が一気に上がるんじゃないかと期待が持たれます。」
一方のローソン側はまだ多くの人に知られていない「直七」の目新しさに魅力を感じています。

ローソン中四国カンパニー 高橋忠男 プレジデント
「（直七は）風味・清涼感、群を抜いてすばらしい。これが“からあげクン”と一緒になると大ヒットするなと全国に発信していきたい」

「からあげクン直七すだち味」は、あす25日から全国のローソンで350万食限定で販売されます。