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News- 高知のニュース

高知から韓国・釜山経由で世界へ! 高知新港に新コンテナ航路開設で就航記念セレモニー【高知】

きょう20日、高知市仁井田の高知新港に就航したのが、コンテナ船「アトランティックブリッジ」です。全長127メートルで、最大約8700トンの貨物を運ぶことができます。

運航するのは、フランスに本社があり取り扱い可能なコンテナ貨物の量が世界3位の巨大物流企業「CMA CGM GROUP」です。高知新港と韓国・釜山港を結ぶ週1便の定期コンテナ航路を開設し、きょう20日第1便の就航を記念してセレモニーが行われました。

CMA CGM JAPAN 内田 秀樹 社長
「全国第1位の生産量を誇るユズやショウガ、ミョウガ、シシトウなどの農産物。漁獲量1位の宗田ガツオ。これら全てが可能性を秘めた高知県ならではの特産品。高知県のさらなる発展へとつながっていくことを心より願っております」

きょう20日は、さっそくアメリカや中国から輸入したパルプや稲わらを載せたコンテナが船から降ろされ、代わりに県産の紙や木材などの輸出品を載せたコンテナが積み込まれました。

川辺 世里奈 アナウンサー
「こちらは巨大なクレーンです。今荷物の積み込み作業が行われていて、クレーンでコンテナが運ばれていきます」

「CMA CGM GROUP」は世界中に自社のネットワークを持つため、これまでのように複数の海運会社で輸送するのに比べ、コスト削減や到着までの日数が短くなるメリットがあります。
これで高知新港と韓国・釜山港を結ぶ定期コンテナ船は既存の便をあわせ、週3便になりました。2022年は長さ6メートルのコンテナで換算した場合8040個が輸出入されていて、県は2023年、年末までに1万2000個を目指しています。

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