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News- 高知のニュース

満開まであと1週間 3年ぶりの土佐山“梅まつり”で小学生が俳句づくりに挑戦【高知】

春風に吹かれ可憐に咲く梅の花。
高知市土佐山の嫁石地区では3年ぶりに「梅まつり」が開催されています。

石井愛子アナウンサー
「ピンクの梅と白の梅のコラボレーション美しいです」

およそ1ヘクタールの土地に5種類、1000本が植えられています。
今年は寒波の影響で去年より1週間ほど遅い2月5日ごろに咲き始め今は5、6分咲きです。
梅の花のそばで何かを真剣に書く子供たち。それは・・・

『梅の花 たそがれてしまう 美しさ』

そう、俳句です!
参加したのは地元・土佐山学舎の小学5年生と6年生。
地域の自然に親しみ五感で感じる大切さを学べるようにと、毎年授業の一環で「俳句作り」を行なっているんです。
6年生の久保洸生君は言葉がなかなか思い浮かばない様子…

6年生・久保洸生くん
「頭の中にはあるけど言葉としてはあまりでてこんから、それにあった言葉をまだ見つけゆう感じ」

10分後ー

石井アナ「できましたか?」
久保くん「一応…『梅つぼみ 次来るときは まんかいか』」

6年生・久保洸生くん
「梅の花があるっていうのとそれがきれいっていうのを伝えようと思ってたけど、それよりかは次来るときはつぼみも咲いちゅうっていうのを伝えたかったからこれを作りました」

その通り、今はまだつぼみがありますがあと1週間ほどで満開を迎えるということです。
一方こちらの女の子は…

『きれいな梅 けれどやっぱり お買い物』

女の子
「梅の花はきれいやけど後のお買い物の方も楽しみやから、自由時間の方も長くしてほしいなって」

出店の人
「たい焼きできた。たい焼きできた、さあどうぞ~」

待ちに待ったお買い物の時間。
会場には地域の人たちが開く出店が並び、梅の花を楽しみながらお腹も満たすことができるんです。

子供たち
「めっちゃおいしい!」
「デリシャス」

お買い物の句を詠んだ女の子
「子供だけで買い物できることあまりないからすごいうれしいです」

子供たちは「花より団子」なのかもしれませんね。

35年以上梅の世話をしている森和雄さん
「やっと昔の梅まつりが今年はできるようになりましてね。お客さんもまだかまだかと楽しみにしていただいてますので、元気なうちは梅づくりはやりたいと思います」