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News- 高知のニュース

のいち動物公園の人気者ヤブイヌにお嫁さん候補がやってきた 【高知】

香南市ののいち動物公園の人気者ヤブイヌのもとにお嫁さん候補がやってきました。

「めっちゃ可愛い、めっちゃ可愛い。ちょっと来て来て来て!めっちゃ可愛いやつおる!」

遠足に来ていた高校生たちの視線を釘付けにした生き物。柴犬のような愛らしい顔にぽってりとしたタヌキのような体が特徴の「ヤブイヌ」です。

「ヤブイヌ」とはアメリカ大陸の草原や森林に生息するイヌ科の動物。のいち動物公園では去年6月オスの「カツマル」が兵庫県の「神戸どうぶつ王国」からやってくると、何とも言えない可愛らしさで一躍人気者に。

きょう、カツマルのお嫁さん候補として神奈川の動物園からやってきたメスの「スマイラー」がお披露目されました。

カツマルより1歳年上で、少しぽっちゃりしたスマイラー。

香南市から
「ぽてぽて歩いているのがすごく可愛らしいです」
Qどの動物が一番かわいかった?
子供
「これ」

生息地の環境破壊が原因で2008年に準絶滅危惧種に指定されたヤブイヌは国内の7施設で17匹しか飼育されておらず、四国ではここでしか見ることができません。

のいち動物公園によりますと国内でヤブイヌの繁殖の成功例はあるということですが、スマイラーがちょっぴり神経質な性格のためまだ2匹は離れて暮らしています。

県立のいち動物公園・笠木 清飼育員
「一緒に泳いだりとかお互い毛づくろいしたりとか仲のいい姿を期待しています」

「スマイラー」は午前10時から午後1時15分まで、「カツマル」は午後1時半から午後4時まで展示されていて今後、2匹の相性を確かめていくということです。