大規模災害時の燃料供給を円滑に 消防職員などが災害想定した石油供給訓練【高知】
2022年9月9日(金) PM7時55分
高知市北消防署にやってきたのは、軽油やガソリンを最大2万4000リットル運ぶことができるタンクローリーです。
大規模災害が発生した場合に県外から届けられた燃料の供給を円滑に行うための訓練で、石油元売り会社の団体が主催しました。
「異常なし。レギュラーガソリン、1番タンク」
「ホース接続、よし」
訓練には県や消防署の職員などおよそ10人が参加。
南海トラフ地震などの大規模災害が発生したという想定で行われました。
訓練では消防署の職員もタンクローリーにのぼって、給油量や燃料の種類に間違いがないか確認しました。
高知市北消防署 川澤和史副署長
「大規模災害時には私たち消防というのは油がないと活動できない。県と連携して、しっかりと災害対応につなげていきたい」