新型コロナ 高知で新たに91人の感染確認 会社でクラスター 高齢者施設でも感染拡大【高知】
2022年6月2日(木) PM6時50分
高知県内で２日新たに新型コロナウイルスの感染が判明したのは、未就学児から80代までの91人です。全員軽症で25人の感染経路が分かっていません。年代別では40代が20人と最も多く、次いで10歳未満が16人、10代が13人など依然として若い世代の割合が高い状態です。市町村別では高知市が49人、次いで四万十市が15人、南国市が7人など合わせて12の市町村で感染が確認されています。
新たなクラスターが1件確認されました。高知市内の会社で20代から60代の従業員6人の感染が判明しました。このうち数人は一緒に会食をしていたということです。また、すでにクラスターが確認されている高齢者施設などでも感染が拡大しています。
県健康政策部 川内敦文医監
「5月の再拡大で高齢者の累積がかなり増えている。今後重症、中等症化していく方が少し出てくるかと思う。注意が必要」
県内の感染者は累計で2万7808人となりました。医療機関には47人が入院していて、重症は1人増えて1人、中等症は2人増えて7人です。四国の感染者は愛媛が187人、香川が141人、徳島が114人と、4県全てで前の週の同じ曜日より減少しています。
