新型コロナ 高知で224人が感染 前週の同じ曜日を100人以上下回る 小学校などでクラスター【高知】
2022年5月25日(水) PM7時00分
高知県で25日、新たに新型コロナウイルスの感染が判明したのは未就学児から100歳代までの224人です。先週の同じ曜日に比べて100人以上少なくなっています。全員軽症で72人の感染経路が分かっていません。年代別では10歳未満が58人と最も多く次いで40代が31人などとなっています。70代以上は23人で、高齢者の割合がここ数日増えています。市町村別では高知市が126人、四万十市が23人など21の市町村で感染が確認されています。
高知市で新たなクラスターが3件発生しています。小学校で児童・教職員、合わせて14人が感染。この小学校では先週にも15人のクラスターが発生していて、感染者の累計は29人となっています。また保育所で園児と職員合わせて5人、別の保育所で7人が感染しています。
川内医監
「高齢者が過去1週間で100数十人が確認されているので今後の重症化の増加に懸念がある」
高齢者施設などでクラスターが出ると重症者が増え医療体制に負荷がかかるとして対策の徹底を呼びかけました。
県内の感染者の累計は2万6847人となりました。入院患者は52人で、重症は2人、中等症は6人です。四国の感染者は愛媛が211人、香川が314人、徳島が113人と全ての県で前の週の同じ曜日より減少しています。
