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News- 高知のニュース

“日本一早い秋の味覚”を全国へ 高知のサツマイモ「土佐紅」の収穫始まる【高知】

鮮やかに色づいたサツマイモが次々と掘り起こされていきます。
香南市夜須町の農家・井上和俊さんの農業用ハウスでは、5月17日からサツマイモの収穫が始まりました。
品種は鳴門金時と同じものですが、JA高知県では「土佐紅」というブランドで売り出していて主に香南市で栽培されています。

通常、サツマイモの出荷は8月から始まりますが「土佐紅」は温暖な気候を生かしたハウス栽培で、今の時期から収穫でき「日本一早い秋の味覚」と銘打っています。
例年、東京大田市場ではその年最初のサツマイモとして初売りされます。
5キロ・3500円ほどで取引される高級品で関東の料亭などに卸されています。

非常に皮が薄く皮ごと味わえるのが特徴。
今年は天候に恵まれ例年以上に良好な仕上がりということで、井上さんオススメのバター焼きで頂きました。

中川哲記者
「うん!程よい上品な甘味でとってもおいしいです。サツマイモの甘さと、バターの風味がとてもマッチしていると思います。」

土佐紅の収穫は7月中旬まで続き、香南市全体でおよそ300トンの収穫を見込んでいます。
出荷はあす(21日)から。高知の「秋の味覚」が関東をメインに全国に届けられます。

JA高知県早掘甘藷部会 夜須支部・井上和俊部会長
「平年並み以上に出来上がりましたね。今年もおいしい土佐紅ができました。新芋を食べてください」

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