6日、開校したのは義務教育学校「大豊学園」です。これまで大豊町内に1つずつあった小学校と中学校を統合してできました。

新しく建てられた校舎には町内産のスギが使われていて木のぬくもりを感じる開放的な空間です。9年間の小中一貫教育を行う義務教育学校は学校独自のカリキュラムを柔軟に組むことができ、大豊学園では1年生からの英語教育などに力を入れることにしています。

開校式には2年生から通常の中学3年生にあたる9年生まで94人が出席しました。

（生徒会長　門田愛奈さん）
「1年生から9年生までの全校児童・生徒が毎日元気に笑顔で過ごせるよう、学園生活をより充実したものにしていくことをここに誓います」

また高知市出身で阪神タイガースのスペシャルアシスタント、藤川球児さんが登場。家族が大豊町出身という縁からスペシャルゲストとして招かれ、子供たちに夢を持つ大切さを伝えました。

（藤川球児さん）
「目標を達成しようとするもう1つ向こうにまた夢を見つけてください。夢を見つける天才になってください。絶対叶わないような夢を持った方がいい」
「俺はこの世界でトップになったら次また新しい世界が絶対見えてくる、こう思えるようになる。それを絶対手が届かないところまで行ってもらいたい」

（6年生女子）
「夢は自分で見つけて他の人たちも応援してくれるから大切なものだと思った」

（6年生男子）
「すごい水泳選手になりたい。練習を頑張っていきたい」

（藤川球児さん）
「新しい校舎やばいですね。正直うらやましいですね」
「彼らすくすくと、という言葉がそのまま当てはまるくらい自然豊かな場所で育っているので楽しみですね、将来が」

大豊学園では7日に新1年生の入学式が行われ、新しい校舎での学びがスタートします。