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News- 高知のニュース

全国から注文殺到!「いも焼き菓子ひがしやま。」がさらに美味しく 大ヒットの秘密は【高知】

土の中から次々と掘り起こされていくのは、サツマイモの一種ニンジン芋です。高知県四万十町や四万十市などで収穫最盛期を迎えています。ニンジン芋は断面がニンジンのようなオレンジ色をしていることが名前の由来で、甘みが強く加熱すると粘り気が出るのが特徴です。

このニンジン芋を使ったスイーツが去年大ヒットしました。それが四万十町の会社「四万十ドラマ」が販売する『いも焼き菓子ひがしやま。』です。去年、テレビの全国放送で紹介され注文が殺到。さらに番組に出演していたタレントの指原莉乃さんが絶賛したことで一気に注目され、大ヒットにつながりました。その結果、去年の売り上げは例年の1.5倍に。今年の売り上げは2倍を見込んでいます。

売り上げに拍車をかけたのが今年5月、四万十町に完成した新工場です。これまで1日の最大製造数は1200枚程度でしたが、新工場では最新の機械などを取り入れ、5000枚の製造が可能になりました。しかし…

畦地履正 社長 
「取引先にもお待ち頂いている状況が続いている。」

生産数が4倍となったにも関わらず、受注に生産が追いつかないほどの人気が続いています。さらに今年の秋には味もリニューアル。原材料としてこれまで使っていたグラニュー糖から沖縄産のサトウキビで作った本和香糖に変えたことにより、よりしっとりした味わいが楽しめるようになりました。

澤村記者
「いただきます。口の中にイモの味が残ります。美味しい。」

また「四万十ドラマ」が経営する『おちゃくりカフェ』では、「ひがしやま。」と同じニンジン芋を使った新メニュー「アイスモンブランひがしやま。」が数量限定で販売されています。畦地社長はこれを機にさらなる販路拡大を目指しています。

畦地履正 社長  
「来年計画しているのはひがしやまを使ったジャムやひがしやまだけの焼きモンブランを作っていきたい。」

「いも焼き菓子ひがしやま。」は1つ216円。県内では道の駅「四万十 とおわ」やとさのさとアグリコレット、高知龍馬空港などで購入することができます。

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