高知高校で65年ぶり体育祭 プロ野球注目の森木くんも大活躍 【高知】
2021年10月1日(金) PM6時47分
スポーツの秋、高知県のスポーツ強豪校・高知高校ではきょう(1日)、65年ぶりに体育祭が復活しあのスーパー高校生も活躍しました。
秋晴れとなったきょう、高知高校で体育祭が開かれました。なんと65年ぶりです。
120年以上の歴史を誇るこの学校は1957年に現在の場所に移転して以降、文化祭は行ってきたものの体育祭が開かれることはありませんでした。そんななか去年生徒や保護者から体育祭を開催したいという声が多く集まったのです。
3年生 男子
「3年生は修学旅行がなかったので、このような場をつくってもらって本当にありがたい」
3年生 女子
「縮小されてはいるが楽しい」
新型コロナの感染予防のため、無観客で午前中だけの短縮開催に。生徒たちは競技を終える度に手を洗うなどの対策をとっていました。
こちらの競技は女子がフルパワーでタイヤを奪い合うその名も「タイヤ奪い」。相手に引きずられながらもタイヤにしがみつく女子の底力が見られました。
また生徒の中で目立っていたのが応援団長を務めた3年生の森木 大智くん。10月11日のプロ野球ドラフト会議で上位指名が予想されるスーパー高校生です。
3日間必死に練習したというダンスをサプライズで披露し盛り上げます。
森木 大智くん
「僕たちが1番初めに立てたということは光栄なことですし、これからも後輩につないでいきたい」
高校生となって初の体育祭は大盛り上がりでした。
体育祭実行委員長・清岡 大雅くん
「（開催に）前向きじゃない人が多かったが、先生と相談してやっとできたのでみんなに楽しんでもらえてよかった」
1年生
「来年もあってほしい」「あってほしい！」
来年も開催される予定の体育祭。スポーツ強豪校の名物イベントとなるかもしれません。
