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KSS- 第197回 番組審議会議事録

日時
平成28年10月18日(火)10:30~12:00
場所
高知さんさんテレビ 2F 会議室
対象番組
「たしかにそこは町だった~広島平和公園の下に~」
平成28年8月20日(土)25:30~26:25 制作:テレビ新広島

議事概要

  • 戦争の悲惨さであるとか、核の是非を問うような内容の番組が多く、苦手意識というか、進んで見るようなものではなかったが、この番組は爆心地に実際に住んでいてどんな生活があったのかという事に注目しているという事、今までにない視点だなと思ったので、すごく興味深く見る事ができた。
  • いい番組という先入観で見ているからか全体的に撮影の流れとしても柔らかいタッチだったので、違和感がなかったように感じた。やさしい気持ちの中で見られたという印象だった。
  • 原爆の被災者に関する事を違う事に持っていかなかった事。いわゆる沖縄の問題であったりへ持っていかなかった事、広島がメインで、しかもそこが町だったんですよというテーマの中でやっている番組の中で、違う方向に持っていかなかったところに、称賛の価値があると思った。
  • そこにあった町のひとりひとりの暮らしが、一瞬にして奪われたというリアリティを伝える事、戦争を繰り返してはいけないという強いメッセージが伝わってきた。
  • いかに普通に外国人に、アメリカの兵士に、不快に思わずに見られる番組作り、そこまで意識したかどうか知らないが、広島の平和教育の延長が滲み出る番組だったと思う。
  • 広島らしい番組、広島の平和教育が少しずつ浸透している、その中で生まれた番組だという事を強く感じた。
  • 放送時間をもう少し違う時間にしたら、多くの方に見ていただけたんじゃないかなと思う。もっと違う時間帯でやって、多くの世代の方に見て貰いたいと感じた。放送意図を考えると、もう少し子ども達とか青年、学生が見る時間の方がよかったと思った。

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