”移住”を考えている人はまず「シミュレーションゲーム」で体験を!高知市が制作【高知】
2023年12月6日(水) PM12時00分
川辺世里奈アナ「こちらのサイトにはゲームをプレイするというボタンがあります。押してみると…ゲームが始まりました」
高知市が運営する「こうち二段階移住」のサイトで先月から公開が始まったシミュレーションゲーム。主人公は東京から高知市に引っ越してきた夫婦です。
夫『やっと着いたね、海沿いの町!見て!海水が透き通っててエメラルドグリーンだよ。これはテンション上がっちゃうね!』
高知の自然を満喫していると…
地元の人『おまんらぁ、なにしゆうがで?』
土佐弁で話す”地元のおじさん”に出会いました。
ゲームのテーマは「移住」。地元の人たちに田舎の長所と短所を教えてもらいながら地域との相性を見極めていきます。
地元の人『夏に困るがはこじゃんと虫が多いこと。セミがうるそうてたまらんがよ。冬に困るがはこじゃんと冷いことかねえ』
妻『私はここに移住したいと思ったけど、陽ちゃんはどう思う?』
夫『うーん。もうちょっと他のエリアもみてからの方がいいかもね』
主人公の声を担当するのはアニメ「鬼滅の刃」で不死川玄弥を演じた岡本信彦さんと「特捜戦隊 デカレンジャー」のデカピンク役で俳優の菊地美香さんです。
市は県内への移住を検討している人に対し、まずは都市部の高知市に滞在し、そこを拠点に自分に合った田舎を探す「二段階移住」を推奨しています。
昨年度の高知市への移住者数は540人と、統計を取り始めた2011年度以降過去最多でした。
県全体の移住者を増やすため、高知市は二段階移住を考えている人にゲームを使って疑似体験してもらい、ミスマッチを減らしたいとしています。
ゲームは「こうち二段階移住」の特設サイトで無料で体験できます。