行列のできる甘いスイートコーン 南国市で収穫始まる 【高知】
2022年6月10日(金) PM6時50分
艶やかな実が美しい「スイートコーン」です。南国市で収穫がスタートし生でも食べられるその甘さに多くの人が虜になっています。
けさ6時。南国市東崎にある40アールの畑ではスイートコーンの収穫が行われていました。
スイートコーンは生でも食べられる甘いトウモロコシ。糖度が15度以上と特に高いものは「フルーツコーン」と呼ばれています。「農園けんぴ」の代表・伊尾木 健さんは普段、朝4時ごろから収穫をしています。
農園けんぴ・伊尾木 健代表
「もう眠くてしょうがない。ここのところ生産量がまとまっているので余計かな」
Q何年やっても慣れないもの?
「毎年1年生」
夜の間は光合成が行われず糖分が実に残るため、日の出前に収穫することで一番甘い状態のトウモロコシを出荷できるそうです。
こちらの農園では実が黄色いものと白いものの2種類を栽培。黄色いものは茹でて白いものは生で食べるのがオススメです。今年は実が大きくあまり雨が降らなかったことで例年よりさらに甘さが強いトウモロコシに育ちました。糖度が15度から17度という白いフルーツコーンをいただきました。
横山 すみれ記者
「あまい!みずみずしいですね。実もそんなに柔らかすぎず固くなく美味しい」
収穫されたトウモロコシは近くの作業場で大きさなどを選別した後、近くの販売所へ並びます。そして朝9時の販売開始を前に店には次々と客の姿が。
土佐町から
「去年初めて来てすごく甘くて美味しかったので、また今年も買いに来た」
開店と同時に20人がスイートコーンを買い求めていました。
高知市から
「20本ですね、全部で。職場の人とか親戚の人と分けて食べるつもり」
近所の人
「このシーズン中に5回は来る、近いからね。毎年必ず買う。ここのものすごく鮮度がいいの。だから味が全然違う。もうよそでは買えない」
農園けんぴ・伊尾木 健代表
「すごくありがたい。早い人は1時間くらい前から並んでくれている。(今年は)糖度も上がっているしまず何より大きいものが多い」
「農園けんぴ」のスイートコーンは午前9時からと11時から、農園の販売所で来月中旬まで販売しています。また香美市土佐山田町のスーパー「バリュー」3店舗でも買うことができます。