高知県は5月11日、新たに未就学児から90代までの男女249人の新型コロナウイルスの感染が確認されたと発表しました。全員軽症です。105人の感染経路が分かっていません。

年代別では10代が59人、20代が54人、40代が37人などとなっています。70代以上は16人です。

市町村別では高知市が181人と最も多く、次いで南国市が20人、土佐市が9人など、19の市町村で感染が判明しています。

新たなクラスターが高校の部活で2件発生しています。高知市の高校の屋外スポーツの部活で部員8人の感染が分かりました。また、高知市の別の高校の屋内スポーツの部活でも部員5人が感染。部活は15日まで休止となっています。

健康政策部・川内敦文 医監「クラスターには至っていないが部活の関係で（感染者が）4名ぐらいになっている例が結構ある。県体も近いので、それぞれの学校で色々注意をして練習をしていると思うが、なお教育委員会からの通知などをもとにしっかりと対策をしていただければ」

県内の感染者の累計は2万3550人となりました。重症は1人、中等症は3人です。

今後の感染の見たてについて、県は。

健康政策部・川内敦文 医監「しばらく増加傾向は続くと思う。当面200人台や300前後が続くのではないかと」

四国の感染者は愛媛が237人、香川が481人、徳島が163人と4県全てで5日連続で前の週より増加しています。