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News- 高知のニュース

GWを前に高知でも観光遊覧船の緊急点検「もう一つ踏み込んでより安全に」知床沖の事故を受け【高知】

遠藤アナウンサー
「高知港にある遊覧船乗り場。北海道の事故を受けGW前に県内でも緊急点検が始まりました。」

4月23日、北海道の知床半島の沖合で26人が乗った観光船が浸水し遭難した事故。これまでに発見された11人全員の死亡が確認され、残り15人の捜索が続いています。事故を受けて四国運輸局高知運輸支局と高知海上保安部は、県内で遊覧船を運航している事業者に対して緊急点検を始めました。

きょう(26日)は高知市桟橋通にある遊覧船の乗船場で点検が行われました。この事業者は土日と祝日におよそ1時間20分の浦戸湾クルーズを1日3便運航しています。

聞き取り調査
運輸局「定員は何名」
事業者「14名」
運輸局「14名で(救命具を)14個備えている?」
事業者「そうです」

点検では事業者に対して気象情報の入手方法や天候による運航の判断基準、非常時の連絡手段などを確認し、特に問題はありませんでした。

高知運輸支局 鎌倉陽介 運航労務管理官
「観光客のためというところを先走らないように、意識を払しょくしてもう1回安全管理規定を見直してほしい」

新高知市観光遊覧船 小川宏代表
「もう一つ踏み込んで発航前の点検、気象海上状況の把握、より安全に運航ができるように」

県内での緊急点検はゴールデンウィーク前に土佐清水市と大月町の遊覧船でも行なわれる予定です。