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News- 高知のニュース

高知県の会食制限緩和、県内旅行キャンペーンも再開へ 新型コロナ対応レベル2ヵ月ぶり「警戒」に【高知】

県はきょう新型コロナウイルスの対応の目安を「特別警戒」から「警戒」に引き下げることを発表しました。会食は「4人以下、2時間以内」の要請が緩和されます。

浜田知事「病院のベッドの占有率も当分の間は25%以下の水準で安定的に推移するものと見込まれる。以上の様な判断を前提として本日県の対応ステージを上から3番目の警戒、イメージカラーオレンジに一段階引き下げることにした」

きょう午後に開かれた新型コロナの対策本部会議で県は対応の目安を「特別警戒」から「警戒」に引き下げることを発表しました。対応の目安が「警戒」となるのは1月19日以来およそ2カ月ぶりです。
引き下げの理由となる6つの判断指標です。PCR陽性率は「非常事態」レベル、全療養者数は「特別警戒」レベルですが、そのほかの指標はすべて「警戒」レベルを下回っています。
「警戒」レベルへの引き下げにより県の対応方針が変わり、会食の制限が緩和されました。これまで県は会食は「4人以下、2時間以内」とするよう要請していましたが、あすから来月10日までは「可能な範囲での規模縮小と時間短縮」を求めます。

浜田知事「会食中におきましても会話が主となる時間帯には極力マスクを着用していただく、いわゆるマスク会食の励行を引き続きお願いしたい」

また観光需要を喚起するために、あすから来月28日まで、県民の県内旅行を対象とした観光キャンペーンを再開します。
1つは「高知観光トク割キャンペーン」で、旅行・宿泊代金が最大50%割引となります。また、土産物店や飲食店などで使える2000円分の「おもてなしクーポン」を配布します。
もう1つは「高知観光リカバリーキャンペーン」で宿泊を伴う旅行の交通費用を最大5000円助成します。どちらも「ワクチン・検査パッケージ」によるワクチン2回接種済みまたは陰性確認が必要です。
来月以降は国の方針に従いキャンペーンが適応されるエリアが県外にも拡大される見通しです。
経済活動の再開に伴いワクチン接種の需要が高まることから、県は来月10日までの予定だった無料検査を6月末まで延長します。対象は高知市・西敷地の臨時検査センターと県内の薬局で実施されている無料検査です。今後は原則、抗原検査で、必要があればPCR検査を実施します。

浜田知事「これからの時期は年度変わりを迎えまして県をまたぐ移動あるいは普段会わない人との接触の機会が増える時期になる。リバウンドが生じやすい条件がそろっている時期になりますからリバウンド防止に向けた十分な警戒が必要」