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News- 高知のニュース

言葉の壁を超え・・・力作大集合 世界まんがセンバツ予選審査「世界的にレベル上がっている」【高知】

顔をしかめ注射の痛みに耐える子供。その後ろでは…鞄の持ち手を噛みしめ、子供よりも我慢する母親の姿が。

まんが王国・土佐推進協議会が主催する世界まんがセンバツは今年で4回目を迎えました。今回は国内のほか、台湾やシンガポールなど14の国と地域から238点の応募がありました。きょう(18日)県庁で予選審査会が開かれ、くさか里樹さんや村岡マサヒロさんなど高知在住の漫画家5人が審査にあたりました。

高校生部門のテーマは「我慢」。トランプタワーの最後の1枚を乗せようとするその手にはなんと蚊が!身近な「我慢」の瞬間を見事に切り取っています。

フリー部門は「約束」がテーマです。こちらは童話「鶴の恩返し」をモチーフにした作品。機を織っている鶴が怒っている理由は天井にある監視カメラ。「決して部屋を覗かない」という約束を現代的な方法で破ったユニークな作品です。

くさか里樹さん
「割と力を抜いて皆さん。書いてらっしゃる感じなんですけど本当に上手に心得て書いてらっしゃるので世界的にレベルが上がってると感じる」

予選を通過した作品は2月中旬ごろに世界まんがセンバツの特設サイトに掲載予定です。また決勝審査は3月に高知市で開催予定の「全国漫画家大会議inまんが王国・土佐」で行われます。