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News- 高知のニュース

『時短要請』解除初日、ひろめ市場は空席目立つ、多くの店舗は「様子見」

シルバーウィークが明けた9月27日(月)、お昼時の高知市のひろめ市場は、空席が目立っていました。そんな状況をあえて狙って訪れる観光客の姿がありました。

香川からの客「月曜日で(人出が)少ないやろなぁと思って、みんなで勤務日を合わせて。日曜日は人がいっぱいかなぁと」

京都からの客「前々から計画はしていたが、コロナの状況を見つつ決めようという中で、大丈夫そうかなぁと」

県は27日から高知市の飲食店などに出していた午後8時までの時短要請を解除し、午後7時以降の酒類の提供も可能になりました。これに伴い「ひろめ市場」は営業時間を2時間伸ばして午後10時までとし、午後7時以降の酒類の提供も解禁しました。

カツオのタタキ目当てに多くの観光客が訪れる人気店は。

明神丸・和田大樹 店長「お客さんが残念がる顔を(時短)期間中は見てきたので、きょうから22時までお酒を提供して喜んでいただいて、県外のお客様にも満足して帰っていただきたい」

しかし取材した多くの店舗はまだ客足の伸びを「様子見」していて、中には酒の仕入れは時短要請中の3割増し程度に抑えている所もありました。

やいろ亭のスタッフ「お酒のストックは大丈夫だがまあ、すごくカツオの仕入れを増やしたという事はない。もし残ってアレしたら、大ごとなんで」

一方、こちらは飲食店向けの販売が売り上げの6割以上を占めるという高知市の鬼田酒店。営業を再開する飲食店からの注文が先週末から増え、「まん延防止」期間中は1人だった配達のスタッフを4人に増やし対応しています。
しかし、こちらでも「様子見」の対応が…

鬼田知明 社長「通常でしたらこのような一升瓶でグラス売りをするが、まだ先がどうなるか見通しがつかないので、コストは少し高くなるが品質を考えると4合瓶」

再び感染が拡大した時を見据え、酒の余りを出さないよう、少ない容量で購入する飲食店もあるそうです。