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News- 高知のニュース

校長は隈研吾さん・県立林業大学校で入校式 最先端の林業へ高知工科大との連携も【高知】

高知県香美市にある県立林業大学校で4月10日、入校式が行われ、18歳から47歳までの44人の研修生が入校しました。
林業や木造建築などをコースに分かれて1年間かけて学びます。

基礎過程 林優汰郎さん「日本一の森林率を誇る高知県の素晴らしい自然環境の中で、それぞれの目標に向かって勉学に励み、日々の努力を怠ることなく精進し成長し続けていくことを誓います」

林業大学校は不足する林業の担い手を育てようと県が設立し、建築家の隈研吾さんが校長を務めています。

前身となる林業学校と合わせてこれまでの6年間で約130人が学び、その多くが県内の林業の現場で働いています。

基礎課程 松田昇馬さん(21)「やってやるぞっていう気持ちしかないです。夢は高知の林業を変えられる人間になりたいです」

また、10日は同じ香美市にある高知工科大学との連携協定を締結。これにより林業大学校の研修生が工科大学の授業を受けることができます。

工科大では人工衛星などからの地理情報を林業に活用する研究を行っていて、林業大学校との連携が期待されます。

県立林業大学校・隈研吾 校長「林業・木材と工学との連携というのは時代が要請しているものだと思います。林業だけ勉強していればいいという時代ではなくて、その周辺にある色々なものを総合する力が学生に付くのではないか」

森林率が日本一の高知から新しい林業の可能性を探る取り組みが始まります。