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News- 高知のニュース

変異ウイルス急増、若者への感染拡大「今後1週間の感染対策がカギ」専門家が警鐘【高知】

新型コロナウイルスの若い世代への感染や変異ウイルスの感染者が急増している高知県内。今、私たちがとるべき行動について専門家に話を聞きました。

県感染症対策協議会 吉川清志会長
「高知県は感染者はそこまで多くないが、変異ウイルスの割合が高い。変異ウイルス優位になってきている。」

高知県内ではおととい(4日)までの1週間に感染が確認された15人の変異ウイルスの
検査が行われ、13人が変異ウイルスに感染していることがわかりました。県内で変異ウイルスの感染者が急増しているわけとは。

県感染症対策協議会 吉川清志会長
「変異ウイルスの大流行が心配」
「感染しやすいウイルスが増えていく。これまでの感染症対策では対策が弱いところから変異ウイルスが増えていく」

また県内では3月18日以降、10代から30代の感染者が増加しています。3月18日からきょう(6日)までの新規感染者27人のうち、8人が10代で9人が20代です。若い世代の感染が増加しているのはなぜでしょうか?

県感染症対策協議会 吉川清志会長
「若い人は会話や飲食の場面で感染して家族に広がりやすい。若いから大丈夫と思っている方が多い。感染対策が十分ではなくて広がっていく」

県は4月5日、対応の目安を「警戒」レベルに引き上げ、「今後2週間可能な範囲での会食の規模縮小と時間の短縮」を呼びかけました。花見や歓送迎会シーズンで多くの人が集まる今の時期、私たちがとるべき行動とは?

県感染症対策協議会 吉川清志会長
「これまで(対策を)がんばってきたと思うが変異ウイルスが高知県に入ってきていることを自覚して感染対策をきちんとやってもらいたい」

吉川医師は今週1週間の感染対策が万全でなければ、2週間後の感染者数がさらに増えると危惧しています。引き続き徹底した対策が求められています。