死者の8割以上が高齢者 春の交通安全運動スタート 可搬式オービスも活用 事故防止呼びかけ【高知】
2021年4月6日(火) PM12時00分
きょう(6日)から全国一斉に春の交通安全運動が始まり、子供と高齢者の事故防止を呼びかけました。出発式には県や県警などの関係者およそ30人が参加しました。
県内では昨日(5日)までに308件の交通事故が発生していて、去年に比べ48件減っているものの、亡くなった人は14人と6人増えています。そのうち亡くなった人のおよそ85%を高齢者が占めていて、全国平均の6割を大きく上回っています。
事故原因の多くは夜間の速度違反や信号無視で、県警は今年導入した可搬式のオービスの活用や、信号機のない横断歩道での注意を呼びかけ、事故撲滅につなげていきたいとしています。
春の交通安全運動は4月15日まで行われます。