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News- 高知のニュース

11月なのに夏日!県西部は26度超 季節外れの暑さに【高知】

県内では気温が上がり、各地で25度を超える季節外れの夏日となりました。
なぜこんな暑さになったのか、気象予報士に聞きました。

四万十市の一條神社では今度の日曜日から3日間行われる
「一條大祭」にむけ準備が行われていました。

(神職インタ)
「今年は暖かすぎますね。こたえます。
特にきょうは暑いですね、汗だらけです。」

きょう(19日)は雨のところもありましたが
四万十市中村と土佐清水で26.2℃、宿毛で26℃など
16の観測地点のうち5か所で、25度を超える夏日を記録しました。

このうち宿毛、黒潮町佐賀、安芸では統計開始以来、
夏日の最も遅い記録を更新しました。

この異例の暑さの理由について
民間の気象情報会社ウェザーニューズに聞いてみると…

ウエザーニューズ 上島光雄気象予報士
「気温が高くなった原因としては次の3つの点が
あげられると考えています。
1点目、この時期としては、
大陸からの寒気の流れこみが抑えられているという点。
2点目は、高気圧の周辺を回って南から暖かい空気が
流れ込んでいるという点。
3点目は今日本海の低気圧が張り出してきていて
この低気圧に向かう南よりの風によって
暖かい空気の流れ込みが、さらに強まっているという点
このため季節外れの気温になりました。」

この暑さは、あす(20日)まで続く見込みですが
土曜日の朝からは再び気温が下がる予報ですので
気温の急激な変化によって体調を崩さないよう
お気をつけください。