高知市の廃校が地域おこし学校に 「釣りバカ日誌」浜ちゃんのモデルが校長“みませ楽舎” 【高知】
2020年10月26日(月) PM6時15分
2012年に廃校となった旧・御畳瀬小学校の校舎を活用して高知市が設立した地域おこし学校「こうちみませ楽舎」で24日、プレ開校式が行われました。
「みませ楽舎」の狙いは御畳瀬・長浜・浦戸の南部3地域の活性化のためにリーダーとなる人材を育成することです。
この地域では過疎化が進んでいて、御畳瀬地区では2015年までの5年間で18％も人口が減っています。
「みませ楽舎」の受講生は9歳から85歳の47人。高知市の募集に対して南部地域の内外から老若男女が集いました。
受講生を導く校長に就任したのは漫画「釣りバカ日誌」の浜ちゃんのモデルとなった黒笹慈幾さんです。黒笹さんは「(受講生の)半分くらいは地域の人たちで残りの半分は誰かの役に立ちたいって思ってる他地域の人。この2つのグループが一緒になることによってどんな化学反応が起きるか（楽しみ）」と話していました。
受講生はこれから3か月間、2021年に予定されている本格開校に向けて学校をどのような施設にすれば地域貢献につながるかを話し合います。
