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News- 高知のニュース

透明シートや換気で感染対策　コロナ患者運ぶ車両をトヨタグループが県に貸し出し【高知】

2021年1月20日(水) PM8時00分

県に貸し出されたのは感染対策を施した乗用車5台です。

（横山すみれ記者リポート）
「前の座席と後部座席の間にはセパレーターがつけられていて、飛沫感染対策がされています」

車内には前後を分けるように透明のシートが隙間なく貼られています。
車両を県と高知市に貸し出したのは県内のトヨタ販売店グループなど6社です。

（高知トヨペット株式会社・西山正晃社長）
「高知県内でも新型コロナの感染が広まっていて、医療従事者の方も非常に苦心されていると伺っている」

車を持っていない患者が対象で、1台で無症状や軽症者2人を運ぶことができます。
使用する際は前の座席の窓を閉め、後部座席の窓を開けることで車内の空気の流れをコントロールします。
これら5台の車はきょう（20日）から3か月間貸し出され、県や高知市の保健所に配置されます。