車輪に注目!鉄道も道路も走る「DMV」 夏の運行開始を目指し性能試験スタート【高知】
2021年1月21日(木) PM12時00分
一見、マイクロバスのようでゴムのタイヤと鉄車輪の2種類を持つ「デュアル・モード・ ビークル」DMV。高知県東洋町の甲浦駅と、徳島県阿波海南駅の間を鉄道モードで走行し、周辺をバスモードで走ります。
運営する阿佐海岸鉄道は、今年3月までの導入を目指して準備を進めていましたが、新型コロナウイルスの影響で工期が遅れ、今年7月ごろに延期となりました。
この日の試験走行では、車内や車体の裏側に揺れを検知するセンサーを取り付けて走行時の安定性や、速度を少しずつ上げて保安システムの確認をしていました。DMVは東京オリンピックまでの営業運転開始を目指します。