感染が確認されたのは10代から40代までの男女16人で、このうち13人が高校生です。
全員軽症で、1人の感染経路が分かっていません。
高知南高校では男子生徒2人の陽性が判明。
うち1人は両親も感染しています。
男子生徒2人のクラスメートなど16人が検査を受けていて、高知南・中学高校はあす（21日）まで臨時休校としています。
高知工業高校では男子生徒1人の感染が確認されましたが、感染経路は不明です。
昼食を共にした同級生4人が検査を受けています。
このほか高知市の2つの高校でも男子生徒一人ずつの感染が確認されましたが、校内に濃厚接触者がいないことなどから県は学校名を公表していません。
クラスターが発生した高知中央高校では新たに野球部7人と男子ハンドボール部1人、教師1人の感染が確認されました。
野球部員7人は寮で生活を共にしていて、野球部の感染者はこれで16人になりました。
高知中央高校では4つの運動部と7つのクラスで感染者が確認され、これまでに生徒30人・教師3人のあわせて33人が感染しています。

（県健康政策部　家保英隆副部長）
「クラスと部活と寮というのが3つの要素として何らかの形で加わって、局地的に感染する部分とそうでない部分というのがわかれている。特に運動部の関係する学校クラスターだと思う」

県内の感染者は累計で807人となりました。
医療機関に入院しているのは20人で、そのうち中等症が7人・重症が4人です。
きょう（20日）10人が退院しています。対応レベルは特別警戒のままです。