強盗事件の捜査を中学生が”体験” ? ちょっと変わった職場研修【高知】
2020年10月27日(火) PM7時30分
室戸署で地元の女子中学生が強盗事件の捜査を体験しました。
(中学生)
「室戸警察署です。何かありましたか」
室戸警察署は、警察の仕事に興味を持ってもらおうと
強盗事件の捜査を模擬体験する珍しい職場体験を初めて企画。
室戸中学校の女子生徒3人が参加しました。
事件発生の通報を受け、3人が現場へ急ぐと負傷した被害者が。
何者かに殴られ財布を盗まれたという想定です。
(被害者ON)
「犯人の服装は紺色のジャンパーを着ていた」
犯人の特徴など詳しく聞き取りをした後、
近くを歩いていた不審な人物を発見!
(女子中学生ON)
「持ち物を見せてもらっていいですか」
(犯人)「何でですか」
不審者の返答に戸惑いつつも、付き添いの警察官のアドバイスを受け、
職務質問を続けます。
(女子中学生)
「右ポケットには何か入っていますか」
(犯人)「何もない」
「すいません見せてください」
そして…ポケットの中の財布から被害者の免許証を発見。
(女子中学生)
「強盗致傷の事実で現行犯逮捕します」
無事、犯人逮捕につながり、ほっとした様子です。
(中学生 金子藍奈さん)
「大変な仕事だと思うけどこういった地域に
寄り添ったことを知って、さすがだなと思いました」