『よさこい美人』の水彩画展 「うずうずしゆう」“セントラル”池上志朗さん制作【高知】
2021年1月18日(月) PM6時15分
鮮やかな衣装をまとい笑顔で踊る女性。
リアルで鮮やかな写真…のような「水彩画」です。
高知市高須にある「アトリエほ」ではよさこいの踊り子を描いた水彩画28点を展示しています。
これらを制作したのはセントラルグループよさこい踊り子隊の設立以来30年以上、総合プロデューサーを務める池上志朗さん(77)。
子供のころからマンガ家を目指して絵を描き続け、これまでグラフィックデザインや日本画・立体作品まで手がける芸術家の一面も持っています。
よさこいを踊る人たちの気迫に満ちた表情を捉えようとパソコンを使いながら水彩画を制作。
10年ほど書き溜めていてその数403点に上ります。
よさこいが新型コロナの影響で史上初の中止となった事について。
池上志朗さん「やりゆうときはやっぱしたまらんと思うけど、こうやってなかったら私はただの人よ。絶対よさこいやってもらわないかんね」
その思いをぶつけるかのように毎日アトリエにこもり、ますます水彩画に打ち込むようになったといいます。
池上志朗さん「みんな、やりとうて、うずうずしゆうやないですか。見てもろうてほしい人には分けてあげたいし、よさこいの気持ちを盛り上げるお手伝いでもできたらええかなというところです」
水彩画は「アトリエほ」で3月末まで展示されています。
希望者には絵のデータを無料で提供しています。
アトリエには全部展示できないため、YouTubeで「よさこいほ」という動画で全点公開中です。